博物館明治村に行きました / 愛知県犬山市
「フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル中央玄関が見たい」とふと思った月曜日。妻・娘(1歳)と博物館明治村に行きました。大正〜明治に取り壊される名建築を移築保存するテーマパークということでこの歳になってようやくその有難さが身に染みました。3時間弱かけて北口から正面口まで徒歩+鉄道(SL)でぐるり。
①帝国ホテル中央玄関
1923〜1968年 東洋の宝石 ライト館こと帝国ホテル二代目本館の中央玄関。フランク・ロイド・ライトによる設計。平等院鳳凰堂のような左右対称、大谷石とテラコッタタイルの幾何学、重厚感がありながら差し込む自然光が奥ゆかしいです。世界に誇る名建築の余韻に触れながら、部分的とはいえ取り壊される前の全貌を想像させてもらいました。薄暗い館内を静かについてきてくれた娘に感謝。
②聖ザビエル天主堂
1890〜1967年の京都河原町、フランシスコ・ザビエルを記念してできたカトリック教会。草花のステンドグラスから鮮やかな光りが降り注ぎ、娘が「これは何だろう?」という感じで興味津々でした。
③名鉄岩倉変電所、川崎銀行本店、内閣文庫、金沢監獄正門、北里研究所本館・医学館、三重県庁舎
明治村の建築は70件弱あるようなので一つ一つを見てまわるのは厳しそう、あとは散歩しながら外観を見てまわりました。また気になる建築がでてきたら再訪したいと思います。