谷口吉生・豊田市美術館 / 玉山拓郎:FLOORに行きました

土曜日の午後、家族で豊田市美術館に行きました。娘(5歳)はマイカメラを持参して現代アートと谷口吉生建築に夢中。息子(1歳)もにこにこ。想像以上に楽しむ2人に癒される妻と私。「公園に行くような感覚でこれからも沢山訪れよう」ということで年間パスポート(4000円×大人2名)を更新。

豊田市美術館

  • 設計 : 谷口建築設計研究所(1995年開館)
  • 住所 : 愛知県豊田坂本町8丁目5番地1
  • 公式ホームページ
  • Instagram
  • 屈曲したアプローチ、不意に美術館の全貌が開けてくる。丘の上の高低差を活かして配された、乳白色のガラスと緑のスレートでできた直方体が、空を背景に浮かび上がる。美術館をあとにするとき大池の対岸から眺めると、心地よい水の広がりが周囲に波紋を映しながら建物の垂直線が際立たつ。

しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム

芸術と社会にどっぷりと関わりながらも軽やかに抵抗・逃走し、あえて「しないでおく」ことの可能性も含めて生き、創造する人々の実践。

玉山拓郎:FLOOR

豊田市美術館の展示空間に巨大な物体を貫入。日の光の移ろいによって刻々と変化する展示室にひとつのインスタレーションがさまざまなかたちであらわれる。日常的なさまざまなスケール=基準がいったん保留され、ずらされる。

色の浮遊│3つの破裂した小屋

ダニエル・ビュレンの常設作品。赤・青・黄の色面やストライプで彩られ、外側が全面、鏡張り。谷口吉生建築の規則性を読み解き、その内と外と混ぜ合わせ、新鮮な空間体験を生み出す。

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