玉山拓郎 FLOORが美術館を貫きました / 豊田市美術館

豊田市美術館で開催中の「玉山拓郎 FLOOR」と「しないでおく、こと。」を見に行きました。娘5歳はマイカメラを持参してアートに夢中になり、息子1歳も楽しそう。

玉山拓郎とは

1990年岐阜県多治見市生まれ。身近にある事象やファウンド・オブジェクトを用いて空間を異化させるアーティスト。

FLOOR

豊田市美術館の5つの展示室に1つの巨大な物体が貫くインスタレーション。ドローイングなし、プロトなしの一発勝負という衝撃。長年 豊田市美術館を訪れてきましたが、今まで見たことのないスケールとプロセスに腰抜かしました。

しないでおく、こと。― 芸術と生のアナキズム

芸術と社会にどっぷりと関わりながらも軽やかに抵抗・逃走し、あえて「しないでおく」ことの可能性も含めて生き、創造する人々の実践。

豊田市美術館

  • 設計 : 谷口建築設計研究所(1995年開館)
  • 住所 : 愛知県豊田坂本町8丁目5番地1
  • 公式ホームページ
  • Instagram
  • 屈曲したアプローチ、不意に美術館の全貌が開けてくる。丘の上の高低差を活かして配された、乳白色のガラスと緑のスレートでできた直方体が、空を背景に浮かび上がる。美術館をあとにするとき大池の対岸から眺めると、心地よい水の広がりが周囲に波紋を映しながら建物の垂直線が際立たつ。

色の浮遊│3つの破裂した小屋

ダニエル・ビュレンの常設作品。赤・青・黄の色面やストライプで彩られ、外側が全面、鏡張り。谷口吉生建築の規則性を読み解き、その内と外と混ぜ合わせ、新鮮な空間体験を生み出す。

by
関連記事

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です