ノマドランドを見ました - フラットナゴヤ

土曜日の眠る前にノマドランドを見ました。第93回アカデミー賞作品賞を受賞。「ララランドとタイトルが似ているな」とずっと思っていたけど全く異なる社会派でした。2008年リーマンショックによるネバダ州企業城下町の崩壊がストーリーのベースです。中間所得層の夫に先立たれた高齢女性ファーンは長年住んた家を手放し、現代のノマド(遊牧民)としてキャンピングカーで車上生活をはじめます。アメリカの大企業と肉体労働、大自然とサスティナブルな生き方を対比。経済格差拡大・老後資金不足・物価上昇などで分断が進み、白人シニアのなかに貧困層が生まれているという事実が突き刺さりました。