国際芸術祭 あいち2022に行きました / 一宮市
平日年休をとって妻・娘(3歳)と国際芸術祭 あいち2022に行きました。あいちトリエンナーレ2019の後継にあたる現代アートの祭典。4会場(愛知芸術文化センター、一宮市、常滑市、有松地区)のうち、一番気になる一宮市を巡ったら最高でした。体力切れで途中帰宅しましたが開催期間10月10日まで楽しみたいと思います。
のこぎりニ
織物のまち一宮。のこぎり屋根の毛織物工場 2000棟ほどが使われず残っているそうです。そんな建物の一つをギャラリーとして再利用。塩田千春の赤い糸が鮮血の如くドバーーッと吹き出し、毛織機や糸巻きの芯と絡み合っていました。併設のコーヒースタンド(たい焼き屋さんになる予定らしい)で休憩しながらじっくり。糸の掛かっていないところも含めてめちゃんこ見応えありました。
オリナス一宮
旧名古屋銀行を再利用した多目的ホール。真清田神社の参道沿い 本町商店街にありました。奈良美智の瞳を閉じた少女、頭部が重なり合った子供たちの涙、ダンボールに描かれた少女などグッときます。
旧一宮市立中央看護専門学校
2021年に閉校した一宮市立中央看護専門学校。ベッドから聞こえてくる会話、塩田千春の赤い糸が絡まった人体模型などの作品を探検気分で見てまわりました。娘がケイリーン・ウイスキーの陽気な映像作品が気に入ったのでフル鑑賞。セサミストリートっぽいから楽しかったのかも。
尾西生涯学習センター墨会館
愛知県内唯一の丹下健三のモダニズム建築。一宮市が艶金本社を建築文化財の保存等のために取得。娘が帰りたくなってきたところだったけど、「ここは外せないね」ということでアイス休憩を入れてから付き合ってもらいました。三角形の敷地にダブルビームの大梁と打放しのコンクリート、現代アートとのコラボが美しかったです。